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クシシュトフ・キェシロフスキ監督が青、白、赤のフランス国旗の象徴「自由、平等、博愛」をテーマに描いた三部作の第3作目です。キェシロフスキ監督は1996年に55歳で亡くなったので、これが遺作となりました。 作品として評価が高くてヴェネチア国際映画祭で金獅子賞をとったのは「青」だったけど、観客に一番人気なのは「赤」じゃないかな。テーマが「博愛」ということもあって、愛の形として最も受け入れやすい脚本でもあるし ![]() ファッションモデルの仕事をしている大学生のバランティーヌが、車ではねてしまった犬を飼い主のところへ届けに行って、初老の一人暮らしの退官判事ジョセフと出会います。彼が近所の住民の電話の盗聴をしていることを知り、彼女は怒り、悲しみ、その行為を非難します。昔の裏切りから人間不信にとらわれていた彼は、彼女の無垢で澄んだ心によって生まれ変わっていくんです。 もしバランティーヌをただの純粋無垢な女性として演じたとしたら、この映画はとても嫌なものになったと思うんだけど、バランティーヌを演じたイレーヌ・ ジャコブがすばらしい 表面的では決してない彼女の芯の強さや、瞳の奥にある悲しみや、相手を問わない博愛の心がこの映画の軸となっています。街角に貼られたイレーヌの悲しげな横顔の巨大ポスタアが映し出される瞬間がこの映画の最大の見せ場かも。それぐらい「はっ」とさせられる魅力をもった人です。顔の作りはいたって地味なんだけど、不思議だな。 面白いのがこの3部作は同じ時間を過ごしていて、お互いに同じ街をすれ違ったりして生きています。「青」のジュリエット・ビノシュが「白」にも「青」にもちょこっと出てきたり この「赤」のラストはあまりに急展開で、ついて行けないと思う人もいるかもしれないけど、3部作が折り重なって、不思議な偶然や運命みたいなものを上手く表現していて、結構いいと思うんだけどな。トリコロール/赤の愛 [DVD] ショウゲート 2005-11-25 ユーザレビュー: 運命至上主義 運命の ... 3作私はトリコロール ... 芯をあたためる、あか ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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